大竹しのぶ×三浦春馬、戯曲『地獄のオルフェウス』に挑む！

大竹しのぶ（５７）と三浦春馬（２４）が米劇作家テネシー・ウィリアムズ作の舞台「地獄のオルフェウス」（５月７〜３１日の予定、東京・渋谷シアターコクーン）で初共演することが２３日、分かった。デビュー４０周年の大竹にとって今年の舞台第１弾となる。

同作は、「欲望という名の電車」「ガラスの動物園」で知られるウィリアムズの作品。米南部の田舎町を舞台に屈折した思いを抱く主人公レイディと野性的な青年バルの出会いと破滅を描く。演出は英国などで活躍するフィリップ・ブリーン氏。１３年前に「欲望−」に主演した大竹は「身も心も焼けつくようなテネシー・ウィリアムズの世界にまた行ける喜びにあふれています」と話している。

大竹は「瞼の母」で草なぎ剛、「日の浦姫物語」で藤原竜也、「かもめ」で生田斗真と、年下俳優との舞台共演が多くなった。三浦について「先日少しお会いし、何て純粋な方なのだろうと一目で分かりました。劇場を出る人たちが『フゥー』と幸福のため息が漏れるよう、熱い舞台を作っていきたい」と話した。

三浦は「地球ゴージャス」「劇団☆新感線」の音楽劇の経験はあるが、歌唱を含まないストレートプレーは初挑戦。大竹との共演を「とても光栄に思います」とし、「稽古中、一時も無駄にせず、役者として、しっかり勉強させていただきます」と話している。

引用元：nikkansports.com