あらゆる電子メールサービスで利用できる「読まれた後に自動的に消滅する電子メール」アプリが開発された。
米のベンチャー企業コンフィデンシャルCCは6日、受信者が読み終えると「自動的に電子メールが消滅」するアプリを開発したと発表した。
メールが自動消滅するサービスは今までにも発表されているが、今回開発されたアプリはg-mailやOutlook、iPhoneなど既存のあらゆるメールサービスで利用できるという特徴を持つ。
使い方は、アプリを起動してからg-mailなどの既存のメールサービスにログイン。アドレス欄の「CC」や「BCC」の下に表示された「CCC」でメールを送信する。
CCC指定で送信されたメールは、受信者がメールを閉じると自動的に削除されるという。なお、CCCメールは印刷や保存、転送ができないようになっている。
開発されたアプリには他にも、「誤送信したメールの取り消し」や「添付ファイル回収」などの機能も付いている。
また、写真撮影して保存されることを想定して、「テキスト部分のぼかし」や画面を「スクロールするとテキストが読めるようになる」などの機能も盛り込まれている。
読まれたら自動消滅するメールは、どのような場面で活用できるのだろうか?
企業間や企業内での機密情報のやり取りなどでの使用が想定される。メールが自動削除されることで、情報漏えいを防ぐ効果が期待できる。
「消えるメール」の普及で電子メールがより一層便利になるのだろうか?ネット上にはさまざまな反響が寄せられている。
誤って送ってしまったメールを取り消す機能は欲しい
利用用途が悪い方向しか思い浮かばない
証拠隠滅
悪用されないといいが
最後の一行はコレだな!→「なお、このメールは自動的に消滅する。成功を祈る」
「便利」という意見も投稿されていたが、自動消滅機能を悪用する人が出てくるのではないかという懸念の声もあった。
引用元:IRORIO