阪神VS巨人戦の始球式にコナンの宿敵“怪盗キッド”が登場！

4月18日午後2時より行われた阪神タイガースVS読売ジャイアンツの始球式にコナンの宿敵「怪盗キッド」が参上しました！

これは劇場版「名探偵コナン 業火の向日葵」を記念し、コナンの宿敵であり、作品のキーパーソンでもある“怪盗キッド”が日本全国で神出鬼没にさまざまなものを盗んでいくという大胆不敵な犯行計画「KID STEAL PROJECT」の一環。
4月11日、映画公式サイトには「名探偵との戦いの鐘が鳴り響く時　傘寿を迎えし猛虎の戦いの火蓋を切りに参上します」との予告がアップされました。これは映画の公開日である4月18日に、創立80周年を迎えた阪神タイガースの宿敵・巨人戦の始球式を奪いに参上するという意味だったのです！
実は映画の主役・江戸川コナンが映画公開記念として甲子園の阪神戦の始球式を行うのは毎年の恒例行事となっています。午後2時よりプレイボールとなった阪神VS巨人戦で滞りなく行われるかのように思われたコナンの始球式でしたが、それを遮るかのように球場内大型ビジョンに表示されたのは、怪盗キッドからの予告状。グラウンドに出現した怪盗キッドは「予告通り始球式は俺がいただく」と宣言し、驚くコナンを尻目に華麗にマウンドへ登場しました。まさに神出鬼没・大胆不敵な演出に場内は興奮。キッドは見事に始球式を務めてグラウンドから去っていったのでした。

怪盗キッドが始球式を行うことは、“劇場版名探偵コナンシリーズ史上初かつ球団史上初”となるレアケースです。さらに試合開始後、グラウンドから姿は消したものの、試合中にはキッドらしい粋な演出として、タイガースの投手が奪三振を奪うごとに、球場内のライナービジョンを使って、怪盗キッドの声で「三振はいただいたぜ！」とのアナウンス＋テロップ表示が行われるコラボも。阪神先発の能見投手のピッチングをばっちりバックアップしました。なお、ライナービジョンの奪三振演出で、映画とコラボすることも“球団史上初”となります。

ライバル・江戸川コナンから始球式を盗んだ怪盗キッド。“2つもの史上初のコラボ”で球場を沸かせたキッドが本当に奪ったのは、この日、阪神甲子園球場に詰め掛けた5万人の大観衆の“ハート”だったのかもしれませんね！

引用元：ねとらぼ